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2012年03月02日

結果はどうなった?!/『端野萬造奔(はし)る』下

2007年1月21日(日) 22:29 ▼コメント:23件

 今週から毎週日曜日(最終週を除く)に掲載される、郷土作家アンソロジーをご覧になれば、ワタシがなぜ落選したか、よおく納得できましょう程に。ほっほっほっ。

 『奔る』に関してメッセージ頂戴いたしました。ご紹介いたしますね。
小説、本当は縦書きのカタチで新聞で読みたかったです。
でも、同じ日に投稿欄で「萬造」さん出てますものね。
どっちにも載っていたら尚楽しかったのになぁ~。

 この件については、また明日。


結果はどうなった?!/『端野萬造奔(はし)る』下



   『端野萬造奔る』(下)



 (上より続き)

 結局市長からは、輓曳競馬存続に関して前向きな発言は何一つ出ることはなかった。予想通りではあったが、むしろ萬造は胸の内に湧き上がるものを感じた。
(その決定、覆してやろうじゃないか)

 ブレザアにハットを被った男が紅い旗を振ったな、と気付けばこそ第壱競争(弐歳C―六)が始まった。蹄が砂煙を巻き起こす。五百キログラム強といわれる橇を曳く輓馬たちが第壱障害を乗り越える。萬造の待つエキサイト・ゾオンに地響きをたてて近づいてくる。

 間近でレエスを観戦できるエキサイト・ゾオンは、弐百メエトルの長さを持つコオスの半分程度に過ぎない。スタアトと肝心のゴオルはじりじりしながら斜め視線で見つめるしかない。

 気付けば、萬造は輓馬たちと併走していた。競馬と違い、平均時速六キロで輓曳競争は進んでいく。息を整えるために騎手は何度か馬を停める。一番手前壱拾番の馬の動きに萬造は従った。馬が行けば走り、馬が停まれば停まった。鼻の穴を大きく拡げて、喘ぎながら高さ弐メエトル弱の第弐障害を登る壱拾番の姿に萬造は胸が熱くなった。

「いけえ、ふんばれぇ、けっぱれぇ」
 握り締めている馬券のことは忘れていた。ただもう、必死な形相で障害を乗り越えようとしている、輓馬と騎手を応援したくて大声が出る。
「よおっしっ」
 障害を乗り越え、蹄を砂にめり込ませながら前に進む壱拾番は、かなり先頭馬から離されているが、萬造は眼を離すことができない。馬も必死だが騎手も必死だ。競馬は鞭を使うが、輓曳競争では手綱が鞭の代わりだということに萬造は気付く。

 エキサイト・ゾオンの終わりまで行き、レエスの行方を見守った。胸の高まりは久し振りに感じるものだった。それがいつであったか、何が理由であったかを思い出すことはできなかったが。
 最後の馬がゴオルインするまでわずか弐分半ほどのレエス。賭け事、ということだけではで済まないものがあることに萬造は唸った。ドラマがあった。

 壱―参が当って、馬券の配当は壱阡八百六拾円になった。自動支払機で受け取った金で、煮込ホルモンと熱燗を買うことにした。八百円だった。スタンド内で親仁が独りでやっている屋台だ。外では焼き鳥を焼いていて、親仁は行ったり来たりを繰り返している。朝に酒を呑むというのも、久し振りだ。
「ばんば、無くなったらどうすんの」
「道営(競馬)の場外だけじゃあ、喰えないからさぁ。どうすっか、考えてねえよ、急なハナシだし」
 木製の簡素なテエブルと椅子で萬造は煮込をつつき、酒を呑んだ。なんだかいっぱしのギヤンブラアになったような心持ちだった。
(こうやって、生活している人間もいるんだろうな)

 色々調べている間に、輓曳競馬で生計を立てている人口は壱千人ではきかないことが判っていた。馬の生産者にしても、屋台の親仁にしても兼業ではない。騎手でさえも他の競馬に参加する道は閉ざされている。この産業に代わるものを別に育てあげるうちに、彼ら彼女らは干上がってしまうだろう。今や騎手にも調教師にも女性がいるのだ。

 輓曳競馬を捨てることは、帯広十勝にとって、もっと他の大事なものも捨ててしまうことになるのではないか。兼生から依頼を受けた時から、萬造はそう予感していた。自問自答を繰り返し、その想いが一層強くなった。
 萬造はこっぷの熱燗をぐいと空け、煮込の汁も一滴残らず飲み干すと席を立った。ぼやぼやしていられないことに思い当たったのだ。

 事務所に戻って先ず、萬造は近くの温泉浴場に向かった。毎日のように通う風呂だ。酒を躰から追い出す必要があった。熱いモヲル泉質の湯を浴び、冷水を頭からかけ、それを交互に繰り返し神経を研ぎ澄ます。
 事務所では、いつもより濃い目の珈琲を魔法瓶一杯に淹れた。時間が足りなかった。早く手を打たないと間違いなく輓曳競馬がなくなる、ということは理解できていたからだ。それも、弐、参日中にだ。兼生が指定した期限の八日では間に合わない。市長に翻意させるのに、それが期日の限界と兼生は流れを読んだのだろう。

 しかし四市の管理者会議が迫っている。そこで廃止が決定されたら、輓曳競馬の六拾年を超える歴史に終止符が打たれるのだ。
(オレに何が出来るのか)
 先ずは走り始めよう。論文の章立てを確定させてから、キイボヲドを叩き始める。元々土曜と日曜は事務所の定休日だ。ということは今日と明日は自由に遣えるし、月曜だって来客の予定はない。

 となれば、余裕のある仕事ができそうであるが萬造に限って、そんなことはない。第壱に集中力が足りない。顧客に対しては辛抱強く応対できても、独りになると途端に本来の怠惰で移り気な性質が顔を出す。
 次いで筆が遅い。逡巡しながら文章を紡ぐので効率が極端に悪い。そんな萬造に兼生が依頼したのは、温情だけではない。ひとえに実績だ、ということも萬造は分かっている。
 今年の春先十勝一市論懸賞論文の公募があって、萬造は暇にあかせて応募したところ、壱席に入って拾萬円貰った。それを呑んでいる席で兼生に吹聴したのを憶えていて、「十勝一市論の輓曳版をやってくれんか、弐拾萬出すから」と言い始めたのが事の起こりなのだ。萬造はねじり鉢巻をする。

 十二月五日の朝、瞼がしくしくと痛む。昨夜から何度も目薬を差している。萬造は事務所を開く前に兼生の会社に向かうことにした。自宅には行きづらい。元妻の弟夫婦が同居しているのだ。姉と別れた亭主に顔を合わせたくはなかろう。

 自転車で走ることにした。バスを待つ時間が惜しかったのと、気分が高揚していたせいだ。十勝晴れであるし、寒風が熱を帯びた頭部と腫れぼったい瞼に心地よいくらいだった。午前八時五拾分に到着し、社長室前で兼生を待つ。七分後兼生が現れた。

「社長。十中八九、来期の輓曳競馬は大丈夫です。不肖端野萬造が保証致します。しかしながら、それは緊急対応の策に過ぎません。出来うれば、この論文をご検討戴いて、十勝・帯広のための輓曳競馬にすべく、ご尽力願いたいと市長にお伝えくださいませ」
「来期をお前が保証するってか」兼生は、何を言い出すのか、この男はという表情で萬造を見つめる。
「請合います」萬造は言い切った。

 論文を書き始めると同時に、萬造は大学時代からの親友に込み入った内容のメールを送っていた。親友は萬造と違って景気が良かった。論文と並行しながら、往復書簡を何度か重ね、やがて親友の勤めるIT企業のオーナーとも遣り取りをした。デイタが役に立った。

 十二月七日夕刻、十勝毎日新聞の一面には、次のように報じられていた。帯広市議会で市長は民間企業から支援提案を受けたことを明らかにし、輓曳競馬の一市単独開催の検討に入る考えを示した、と。
 五日に振り込まれた弐拾萬円を兼生の名前で息子の銀行口座に送金した。
「またカネにならなかったな」じっと手を見て萬造はひとりごちる。      (了)


コメント(23件)

01-21 22:36
みっき-
そうだったんですかぁ・・・・(笑)

01-21 23:26
いくぽん @plala.or.jp
やはり「お金にならない仕事」するんですね。
お金儲けにガツガツしてない萬造の気概が
伝わる小説です。

「彼」は間違いなく市川さんの中で
充分一人歩きしているようですね。
小説の主人公をここまで愛することができる
市川さんにハハァーってしたくなります。

読んでいただきたかったですね、沢山の方に。
次回も萬造さんで構想を?
自作も楽しみです。
何せ、いつも私の背中を押してくれるのは
市川さんですから(^^)

01-22 00:15
VW @dion.ne.jp
話しはオモシロイ。
身近な話題だしね。

落選の要因はカタカナではなかろうか。

01-22 00:15
むし虫堂
いつも読ませていただいております。
床屋のオヤジさんの話の時も思ったんですが、
主人公の習慣とか紹介的描写の占める割合が多くて、
読者の期待する痛快な解決がこぢんまりしちゃってる、そんな気がするのです。
萬造は長編シリーズなのでしょうから、いいのかもしれませんが。
あと、競馬の壱-弐とか、やっぱり数字の方がわかりやすいです。こだわりが、とても効果的で魅力的なものもあるんですけど。
もっとおもしろくなると思います。

01-22 07:00
市川 秀一
>みっき-さま
 実はこうだったのよ、あはは、てなお話でございました。結構世の中にはコンナ真相はゴロついているのではないかと。

>いくぽんさま
 現実はこんな甘いものではございませんが、ファンタジーとしてお読みいただければ、と考えておりました。

 まぁ、ワタシが読みたいものと世間さまが読みたいものは必ずしも一致しませんしねぇ。今回は自分が楽しんでしまいましたからね。

>VWさま
 カタカナは関係ないんぢゃないかなぁ。現在は知らないけど、コオヒイ、とかの表記は小桧山博先生がよく遣っていらっしゃる。

 恐らく、読んだあと何も残らない、というのが落選の理由でしょうねぇ。そうだよ、そんなこと考えて、書いてないんだから。

 でも、ツマンなくはないハズなんだが。

01-22 07:01
市川 秀一
>むし虫堂さま
 お読みいただき、かつご意見まで頂戴し、誠にありがとうございます。まぁ、ご指摘の通りですわね。

 基本的に読者のことを余り考えていない、というのがワタシの文章の欠点です。ワタシがオモシロいと感じ、表現したいものをそのまま読め、という。

 たまたま、それが受け入れられる場合もある、ということですね。主人公の萬造同様、ワタシもどうでも良い細部にこだわり、世の中と上手くやっていけない。

 今週日曜から勝毎に掲載される他の入賞作品には、ワタシ読む気にならないもののほうが多い。読めないんですよ。読む気にならないものを書けるワケない。

 ワタシは職業作家では御座いませんのでね。ですが、全然違ったタイプのものを掲載してみたい、という思いは強いのです。

 ま、これがワタシの限界ということなのでしょう。

01-22 10:10
トーちゃん
上・下、一気に読みました。

いわゆる煙に巻かれる、って感覚に陥りました。

過去なのか現在なのか、現実なのかフィクションなのか、(いや、フィクションはわかってますけど)・・・。

現実に萬造さんのようなスーパーマンがいれば帯広ももう少し良くなるのかもしれませんね。

みんなで知恵出し合って汗流してスーパーマンになりますか!

01-22 13:36
千絵蔵[URL] @unknown
痛快現代劇ですね、面白かったですよ。
一月前の、こちらの盛り上がりを思い出しました。

でもやはり先に出た意見ありましたけれど、描写が難しい。その様子がすぐにまぶたに浮かぶわけではなく「あー・・・・・・・・・・・そうか」となってしまいますから。

かといってその情景が全く浮かばないわけではないので、そのあたりは市川センセの描写が上手いということになるかもしれません。

難しい漢字の使用も読み手のハードルを高くして難解ですよね、橇(そり)とか輓曳(ばんえい?)とか。いちいち立ち止まらざるを得ないのが非常にもったいない。

しかし萬造さま、明らかに日本の黒幕ですね。これでやられちゃ庶民はドーナル?ということで、このとっぴさが受けなかったのかもしれませぬ。

いや先にもいったように面白かったデス。(^з^)

01-22 15:59
cask
この画像を見て、また被った
どこの温泉まで想像出来たww

私は好きですね、このシリーズをまだまだ読みたいと思う。
私は、十勝で読んでもらう分には描写は多い方がいいんじゃないかと。私は風景が想像できました。あー、あの場所かって思う人も居るでしょう。
自分の中で被らすのも入り込む要素かと思います。

多分、理由はですね、リアルなんですよ。
私が選考委員なら、リアル過ぎって気がします。

試しに他の入選作読んでみます

01-22 21:11
市川 秀一
>トーちゃんさま
 虚虚実々で進行させる、というのが今回の思いつきの柱でございますよ。嘘なんだろうケド、なんだかホントっぽいかもしれない、という。

 萬造は別にスーパーマンでもなんでもない。ただの怠惰なオトコでございますよ。

>千絵蔵さま
 評判の悪い漢字とカタカナですが、当然の如く理由があって遣っておりますよ。ワタシにとっては虚虚実実を盛り上げるための小道具でありましてね。

 ご理解いただけないのは、ショーガない、と考えております。何度も申し上げるように、この作品はワタシのために書いたのです。ワタシがオモシロくなくては意味がない。

 そして、結果はどうあれ、別に萬造は黒幕でもなんでもない。ただのお節介なオトコに過ぎません。ただ友人に恵まれていた、というだけの話です。

 その友人に彼女(後の妻)を引き合わせるのに、骨を折ったというだけのこと。

 黒幕が貧乏な経営相談所やらないでしょう、帯広で。

 ま、この作品は記録ですね。ご指摘の通り、あの時の盛り上がりを小説のネタにさせてもらったという。

01-22 21:11
市川 秀一
>caskさま
 好意的な捉え方恐縮です。ワタシ自身落選というか掲載できないの理由のひとつとして、実態とのリンクのさせ過ぎ、が挙げられると考えておりました。

 そんなことワカってて、応募したんです。載ったらオモシロいだろうな、と。玉砕覚悟でございましたね。

 新聞は登場した時のみ読まれて終了。ところがコチラにアップしておくと、新規加入の方が、それぞれ読んでいただけるのワカってますんでね。

 それで十分意味があって、新聞掲載にこだわる必要がないという。

 他のお読みになる? 長いのお嫌いなのにお疲れさまです。気に入るのがあれば、良いですね。

01-22 21:50
千絵蔵[URL] @unknown
>>その友人に彼女(後の妻)を引き合わせるのに、骨を折ったというだけのこと。

「え?」

書いた人に言うのもおかしいのですが、どこにそんな気配があったのか、さっぱりわかりませんでした。

後の妻って・・・そんなキャラクターどこに出てきたの?
以前から出てたのですか?
おせーてください。

01-23 06:09
市川 秀一
>千絵蔵さま
 だって、書いてないもの。ワタシの頭にあっただけのこと。大学時代の友人でバイト先か同級生かの女のコを好きになった友人のために、骨を折ったわけですよ当時の萬造が。

 それを恩義に感じてるからその友人の地位ににしてみれば、なんてことない投資の金額の案件をオーナーにつないでくれた、ということ。

 このくらいの裏が書き手にないと、こんなハナシは書けません。少なくともワタシは。

01-23 08:41
千絵蔵[URL] @unknown
ふ、深すぎる・・・・。

熱心に読み込んだはずだったのに「そんなくだり、どこにあるんだ~」って探しました、ちょっと安心(^0^)。

その頭の中の世界も作品中で読みたかった・・・かも。←私だけ?

01-23 10:45
MARI @infoweb.ne.jp
読ませて頂きました。
力強い輓馬たちの動きもカナ表記でじっくりと
描かれていて、私の中では情景が目に浮かびました。
文章は咀嚼するほど深みがまします。

私はこの作品を読んで、
今回の輓曳騒動のもっと奥深いところを
自分なりに知ってみたくなりました。

01-23 14:50
月水
創作活動している姿を妄想しながら読ませていただきました
入らなかったのは残念でしたね
難しい漢字とカタカナは私も読者として読みにくかったです
漢字が読めないのは私の脳みそがないのでしゃあない
カタカナのレトロ調はやり過ぎかと…たまに出てくるからイイものだと思います
ザ・タッチが「ちょっと!ちょっとちょっと!」を連発してても面白くないでしょう
もう一つ、最初のトイレ掃除の描写がリアルで「うげぇ(苦笑)」でした
せめて、とれないコオヒイのシミとか茶しぶとか・・・
あと、モウルぢゃなくモオルなのでは?

本当に創作お疲れ様です
また萬造の黒電話が鳴る日を楽しみにしています^ー^♪

01-23 18:58
市川 秀一
>千絵蔵さま
 説明不足とのそしりは甘んじて受けましょう。ま、今回は自分のために書いておりますので、何を書き残したかったのか、ということですよ。

 改定版をカキコする機会があれば考慮してみたいものです。

>MARIさま
 望外な感想、恐れ入るばかりでございます。不評の嵐の中、一輪の花を観るようなココロ持ちでございますわ。

 1/30に『ばんえい競馬』の未来を考えるシンポジウムが開催されますが、ワタシは参加しません。なぜなら、パネリストの顔ぶれから、討議の中身に想像が付くからです。

 ばんえい競馬は、地域活性化のための資源として活用を図らねばならない、そのためには地元が主体となり運営する必要がある、またそうでなければ、永続的発展は望めない、というワタシの主張からすると全く意味のない討論になるのでしょう。

>月水さま
 ワタシにとっては、どの語句も愛着あるものですから差別できないンですよ。この語句はレトロにして、あの語句は普通にして、というような。

 モウルはモオル、ですね、ご指摘の通り。訂正します。ありがとうございました。

 黒電話が止まることはないのでしょうが。もう面倒だから出ない、と萬造は渋面です。

01-23 23:13
月水
77777並びおめでとうございます♪
モヲルw
渋面しながらも電話に出るんでしょうね、そこが萬造さんのいいところ♪

01-23 23:51
市川 秀一
>月水さま
 おぉ、下衆な企画にツッコミありがとう。地味に、おっ撮れた撮れたと喜んでおりましたよ、あっけらかんの店内で。

 モヲルにしてしまいました。こっちのほうが、嫌らしくて、イイでしょ、とワタシは思っている。

 萬造氏、電話には勿論出ますよ。面倒なのは紙面に登場することでね。何が気に入らないンだろうな、あのお方は。

 ま、ほとぼりが冷めれば、ひっぱり出せるかも。

01-24 01:00
MARI @dion.ne.jp
過去を遡って色々と見解を読ませて頂きました。
ここへたどり着くまで、いえ、
まだまだその道は続くのでしょうね。

正直・・・、私はばんえい競馬に対して強い関心は
持っていませんでした。

昔、親戚のおじさんに何度か連れて行って
もらいました。
私、その雰囲気に馴染めなかったのです。
なのでその時のイメージ=蚊帳の外
を持ち合わせていたと思います。

ただ、とても遅くて、恥ずかしいのですが・・・
今、自分なりに思うことは
このような北海道遺産という素晴らしい資源を
持ちながら、結局外部に流れてしまっていいの?
という気持ちでした。。。
そして、ホワイトナイトは永遠に私たちの傍に
居てくれるのでしょうか・・・?相手は企業ですよね。

今更ながらの意見ですみません。
風化させないためにも。。。
市川様よろしくお願いします。

01-24 01:54
市川 秀一
>MARIさま
 ええっと、過去記事にまで遡っていただきまして、恐縮で御座います。恐らく、読み物としてソコソコのクオリティを維持しているので、退屈することはなかったかと。コメント欄も秀逸でございましょう。

 ワタシの記事に魅力があるとすれば、コメント欄での遣り取りが結構な部分を占めているはずです。そういった意味で、かつてないほど対応に苦慮したのが以下の記事。記事自体はオヤッ、アハハ、ナルホド、なんですが。

http://www.mytokachi.jp/mt.php?id=kabamaru_7&blog_code=155

 読むにも相当の忍耐力が必要でしょうが。

 風化させないことねぇ。ここで吼えるくらいですけどね。

01-26 00:36
MARI @dion.ne.jp
ばんえいの記事をここまで書き上げ、最後は
こう来ましたかという感じで、私自身は楽しんで
読ませて頂きましたよ。
一連のやりとりもずっと読ませて頂きましたが、
これはおっしゃるとおり私には忍耐が必要でしたね。
内容を読み、記事に戻り、また読み進めでした。

昨日のかちまいにも『財政支援厳しく』と掲載
されていましたよね。
他の3都市は、もう手のひら返しですね。

もう萬造氏の記事読めないのかと心配しましたが、
また読めて良かった。けど、内容は重いですね。

01-26 00:56
市川 秀一
>MARIさま
 萬造の、なんか開き直った態度に多少不安を感じないではないのですが。ワタシの分身でありながら、別の人格みたいなものなので、彼の将来を完全には予測できておりません。

 他都市の財政支援は帯広市の思い込み、とワタシは判断しておりました。追い銭するわきゃ、なかろうやと。ましてや、民間企業が参入することにおいては。

 むしろ、失敗を祈っているでしょうから。投稿に述べたのと同じ理由で。

 苦痛な遣り取り、よくお読みになりましたね。まるで推理小説を読み解くが如きでしたでしょう。しかも、答えがワカラないという。

 神がかり的な読解力というか、読心術がないと対応は無理なようです。面倒なことお勧めして、申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございます。

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