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2012年02月08日

食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋

2006年12月20日(水) 06:41 ▼コメント:8件

食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



味処 駒 帯広市西2条南2丁目2-1 ℡0155-27-5588
 日曜・祝日定休 昼11:30~14:00 夜17:30~22:00 土曜は夜のみ

 Chaiのデータベースにも掲載されております ね。スタミナ丼、コレ食べてみたいですな。

 タイトルは、駒さんの店頭に掲げてある黄色が印象的な幕の文章から戴きました。

 ヒュースの渡邉社長。提携農場に看板配るだけぢゃなくて、小売店や料飲店向けの看板、是非作りましょうよ。木製で焼印で「仙台牛」みたいな感じの。この件については、駒の御主人と意気投合しました。一定量以上を遣っていただいてるお店専用にね。


食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



 西2条の本通に面したお店ですが、南2丁目ともなれば人通りは少ない。一見さんは少ない場所です。ほぼ、常連客と紹介客で占められているといっていいでしょうね。今から7,8年前には、札内駅前で営業された時分がございました。ご存知の方もいらっしゃるのでは、と。

食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



 コチラのお店に何故ワタシが興味を持ったかというと、今話題の豚肉、十勝野ポークを以前から遣っていらっしゃるのを知っていたからです。調理人として、食材にこだわっているのを明確にされ、その上で選び続けている。

 駒の人気メニューのひとつに、かつ鍋定食があげられます。召し上がればワカルと思いますが、脂がしつこくないんですね。ワタシはヒレ肉よりロース肉が圧倒的に好きな人間です。豚肉の旨味は脂身に凝縮されていると信じてますから。

 ですから、クドいのは全然平気なんですが、かつ鍋で遣っているお肉のあっさりとした旨さ、そして肉質の軟らかさにも驚かされます。飽きがこない味。駒のご主人は仰います。「豚肉の善し悪しは調理して、冷めると良く判る」と。例えば豚カツ。冷めても、お箸で切ることができるお肉なんですね、十勝野ポークは。

 ああ、十勝野ポークでカツ作る場合、塩胡椒等での味付けはほとんど必要ない、ってご主人仰ってました。肉の旨味が充分あるからと。

 では、今回は生産者である十勝ホッグファームの渡邉社長が駒では、これしか召し上がらないというメニュー、常夜鍋(じょうやなべ)をご紹介しましょう。すっごいシンプルなメニュー。家庭でも簡単にできますね。

食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋




 材料は薄切り豚肉、ほうれん草か水菜、豆腐だけ。お出汁は昆布。もう、素材の善し悪しがモロにわかる、という料理。もちろん、お出汁の問題はありますから、誰がやっても同じにはならないんですがね。

 常夜、すなわち毎晩でも食べることができるという意味。グッツグツの状態で供されますが、アクは少ない。お肉がいいからですね。出汁はあくまで透明。ポン酢あるいは生醤油でも、いけます。

 サイドメニューに頼んだのが、自家製豚の角煮。最低3日間煮込むんですって。それも溜り醤油で。これこそ、脂身に味が凝縮されます。色艶とも申し分ありません。そして、この煮汁。しょっぱくないンですよ。舌に刺すようなことは全然ない。

食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



 で、ですね、ワタシ思いつきました。ご飯を戴いて「勝手豚角煮丼」。角煮を乗っけて、煮汁をかけて。全く、人間ドッグが間近だというのに、丼飯平らげてしまいました。お酒戴いてないから、まぁ、いいか、でございます。

食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



 残った煮汁も、結局全部味わってしまいましたね。これ、駒さんの技術なんですよ。いい素材はいい調理人によって更に味わい深くなる。結局素材の特性をどこまで理解できるか、ということですね。

 では恒例のメニュー紹介。

食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



 今の時期ですと、真ダチの天ぷら、いきたいですねぇ。東京あたりだと超高級食材。半なまのトロっとした感じがなんとも。うぉぉぉぉぉぉ、ですね。

 これでねぇ、日曜祝日も営業していれば、お昼ご飯食べに行けるのにねぇ。でも、お食事のみで全然構わないお店です。ワタシも夜ブラリと立ち寄って、夕食を戴きます。ヨシギュウ食べるなら、2食を1食にしても立ち寄って味わう価値のあるお店ですね。

食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



食事と居酒屋二足のワラジで/帯広・味処 駒で常夜鍋



コメント(8件)

12-20 10:08
鈴音
う~ん なぜか、市川さんに勧められると
信用しちゃうって言うか、ダマされちゃう
(ダマしてない?)

「くいしんぼう万歳」の次のレポーターは
市川さんで、決まり!!

12-20 10:24
ナナ
おはようございます♪

市川さんの前回の記事、実はと~っても近所さんだったので
日替わり定食、食べに行ってみたいと思います。
場所も、最初はピンとこなかったのですが
昨日、しっかり確認してきました・・・

今回の「駒」さんも、街で見かけたことありました。
・・・でも、なかなか冒険できない性格で;;
基本的にサラダ大好きなので“きまぐれサラダ”に魅力を感じます。
(毎回、内容が違うのかな???と。)
“常夜鍋”、本当にシンプルですね。とても美味しそうです。
あと、気になったのが“とり皮ぎょうざ”
“駒定食”“ざるラーメン”ですね。
昔、金時さんの向いくらいに『雪んこ』ってお店が
あって、そこで食べた“ざるラーメン”が
美味しかったなぁ・・・
と思わず、思い出しました。。。

12-20 12:42
ミクロスゾーンたっかめ
鈴音さん!ほんとそう。
プラス、だれかさんに、市川さんの舌は確かだ!と聞いたので、尚。

美味そうです。
素材の味は、大切ですよね。
是非、食べてみたいです。

ナナさん!
じゃあ、近所だ!今度、会いましょう!何かのときに!
って、いつだ!!

12-20 20:49
市川 秀一
 ノロウィルスもなんのその。牡蠣の貝殻開けまくる端から、腹に収めました。ウマぁ~~~で、ございました。

>鈴音 さま
 前記事でおきがるさまにレスした通りでございます。騙された、と言われても痛痒を感じませぬ。ワタシの印象をカキコしたまで。

 でも感動を共有できたらなぁ、と思っているのも事実でございますよ。

http://www.mytokachi.jp/mt.php?id=kabamaru_7&blog_code=133#comment11

 淀川長治って映画評論家、ご存知ですか。どんな映画も褒めちぎった方です。嫌いな映画もあったろうに。でもね、愛情持って何度も観直すといいとこワカルんですって。

 とはいうものの、「くいしん坊!万才」はワタシには難しい。松岡修造ほどのルックスはございませんし。

>ナナ さま
 常夜鍋ツツきながら、燗酒をコピリンコ、コピリンコ(←小泉武夫先生のパクリ)。小粋な女将が時折声を掛けてくれれば、それでもう十分だなぁ。

 雪んこの隣あたりにながやま、という絶品おじやのお店があったんですが、今はお座敷パブになってしまいましたね。

>ミクロスゾーンたっかめ さま
 ワタシ、自分ではそんなヘンな味覚だとは思わないんですが。なかには相容れない方もいらっしゃる。それはもう、ショーガない。

 ワタシは愛情持って語りますんで、美味しそうな文章になるのかな、と。

12-20 21:03
おきがる
ワタシは愛情持って語りますんで、美味しそうな文章になるのかな

        ↑
  その通りだと思います(*⌒ー⌒)v ニマッ♪

市川さんの、食のレポートには美味しさや
作ってる人への敬意を感じますねぇ~

だから、おきがるは市川さんの食のブログが好き。

残った煮汁をかけたご飯
めっちゃ美味しそうじゃないですかぁぁぁ

12-20 21:19
市川 秀一
>おきがる さま
 丼メシ、駒さんの好意だったんですよぉ。それこそ、人間ドッグ前ですから、全部食べるのは控えよう、と思ったのに。

 半分、口にしてしまってから、あ、そうだ、って気付いて。やっぱり全部食べてしまいました、とさ。

 ワタシ、感覚的なものを理屈にコヂツケるのが得意なんです。詭弁、屁理屈ばかりでございますよ、丹念にお読みになると。

 それより、酒と間食断って3日目。明日一日我慢すれば、いいんだぁ。おぅおぅ。呑むぞぉ。

12-21 10:51
渡邉[URL] @plala.or.jp
>ヒュースの渡邉社長。提携農場に看板配るだけぢゃなくて、小売店や料飲店向けの看板、是非作りましょうよ。

木彫りの看板準備中です。もう少々お待ち下さい。

12-21 20:39
市川 秀一
>渡邉社長 さま
 まさかおみえいただけるとは。ワタシの戯言にお付き合いいただき恐縮でございます。サスガ、でございますね。既に準備中でございましたか。

 近いうちに駒に参りました折、ご意向をご主人にお伝えいたしましょう。看板の出来上がりが楽しみでございますね。

 できうれば、認定番号なんかが入るとなおヨロシイかと。やり過ぎでしょうか。

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Posted by きむらまどか at 06:48│Comments(0)帯広近郊/和食・居酒屋
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