2006年9月19日(火) 04:58 ▼コメント:5件
警察牛に驚いてから、高田馬場へ出撃。つけめんのべんてんが目的です。午後から本来的なお仕事に復帰しなければなりませんから、開店(10:45)一番で入店し、食べ終えなければなりません。しかも今回挑戦するのは、麺1キロの大盛り。半端な量ではありません。
前回の訪問時には、中盛りにしなかったことを悔やんだくらいです。前の晩に一杯食べたとはいえ、酒は呑んでませんから体調は万全です。自信はありましたが、胸の動悸は治まらない。なんたって1キロですから。それも、生麺の状態ですからね、茹でたらどうなるやら。
9:45到着で、既に二人待ち。平日の開店一時間前だというのに。その後も列は長くなり、開店直前には、10人超え。べんてんは極真カラテのビルから3軒隣にありましてね、タカハシさんのブログにその旨カキコしようと何度か挑戦したんですが、送信が適わず。あれって、もしかすると不可能なの?
開店時刻を5分過ぎて、暖簾が上げられます。従業員の方が出てきて、丁寧にお辞儀。「お待たせいたしました。開店いたします」席に着いた後、「ご注文は」「つけメンマチャシュー、大盛りで(\1,300.)」周りのどよめきが伝わります。皆知っているのです。「中盛りは召し上がられたことありますか」「はい。大丈夫です」記憶にないくらい以前のコトなんですが。
普通のつけめんですと750円、中盛りで100円増、大盛りで200円増。つけメンマチャーシューは、1,100円。これが通常メニューで一番高い。最高価格帯の大盛りを平らげてみたかったのですが。
前回の時と違って、店主が目の前で仕事をしています。中盛りでさえ、注文が重なると流れが悪くなる。大盛りとなれば尚更です。これは、残せないぞ、の緊張が高まります。思えば、この緊張が命取りでした。
11:10、まずスープが来ました。刻みチャーシューとメンマがたっぷりです。
続いて、麺。隣に座っている女性が連れの男性にささやいているのが聞こえます。「あれ、食べるの?」
もたついてると胃が膨れるという恐怖感と12時頃までにホテルに戻りたい、という焦燥感がワタシをせきたてます。かなりのペースで麺をすすりました。しかし、これがマズかった。空気も大量に胃に押し込めてしまったのです。普通なら、おくび(いわゆるゲップ)で済むところですけど、これが上手くいかない。気付いた頃には、麺まで飛び出しそうな状況です。
麺は全てスープの中に入っています。食べ始めなら10口ほどで食べ終える分量です。ああ、なのに、ワタシの喉がこれ以上の受け入れを拒否しています。
開始20分。ワタシは負けを悟りました。苦しさのせいで、涙がにじんでいます。悔しさも混じっているのでしょう。旨い食い物を残す、という敗北感で一杯でした。今まで、眼鏡レンズの度のきつさで負けたことはありませんし、食べ物に背を向けた経験がありませんでした。
「ごめんなさい。あきらめます」と丼をカウンターに戻しました。店主が声を掛けてくれ、救われたココロ持ちになりました。「大盛りはきつかったでしょ。しかもメンマチャーシューにするんだもの」
もう、この店には来られない、と思い始めていましたが、言ってしまいました。「体調整えて、またチャレンジします」
こんな目に合いながらも、ワタシは夕方、東京メトロ虎ノ門駅から愛宕山”そば処
港屋”への道をたどっていました。
べんてん@高田馬場
コメント(5件)
09-19 11:52
みっと
べんてん の つけめん、おいしいですよね。
神田川沿いの行列みると、食べたくなります。
(待ちきれないときは、やすべえ行きますけど)
太めで腰のある麺で、量もあるし(普通でも)、
つけ汁は、玉子の黄身に、鰹だしがまざったような
濃厚な味で、食べ終わった後に、スープ割りすると、
より、おいしさが増す感じです
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09-19 11:53
みっき-
なるほど・・・再チャレンジするんですね~♪
楽しみです(笑)
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09-19 21:14
市川 秀一
>みっと さま
ここ数年の行列は凄いですよね。8年前はそんな並んだ記憶がありません。池袋・大勝軒では2時間近く待たされましたが。時間の計算がつく時間帯じゃないと訪問は難しい。
>みっきー さま
思わず口をついてしまいましたが、チャレンジしないでしょうね。中盛りがワタシにとって妥当。桂花ラーメンを別腹に収めるほうが豊かなココロ持ちになれそう。
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09-19 21:21
みっき-
残念・・・(><)
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09-19 21:26
市川 秀一
>みっきー さま
内臓年齢若くても、限度はありまさー。