農協vsホクレン/窮鼠、”虎”を噛むか

きむらまどか

2012年02月23日 22:36

2007年1月15日(月) 00:00 ▼コメント:23件

 窮鼠(きゅうそ)猫を噛む、に関しては、こういった言葉を解説するのが得意な方もいらっしゃるようですから、そちらでドーゾと。

北の暴力餃子/聚楽の真髄は辛みそラーメンにありの画像更新しております。気がつかぬ間に画像のアップ制限が10枚以内になったようで、泣く泣く4枚ほどカットしました。

 久方ぶりの時事記事(ぢぢぃ記事?)ですよ。読んでもらえぬ悔しさにしばし苦しむことになるのでしょーが、ノーテンパー記事延々連ねるワケにもいきませんでしょう。

 はああ。嘆息、でございます。






 皆さんご認識の通り、いわゆる農協(JA)と呼ばれる単協(各市町村の単位農協)をねずみ(鼠)とすれば、ホクレンは猫どころか虎ですよね。

 体力差はいかんともしがたい。でも追い詰められたネズミは虎だって、噛みますし、噛むべきなんです。

 1月13日の日本経済新聞の社会面に、次のような記事が掲載されました。
ホクレン・ながぬま農協に販売拒否
  タマネギ種子業者にも拒否要請


 道内農協を取りまとめるホクレン農業協同組合連合会が昨年12月、傘下の農協にタマネギの種子販売を拒否し、他の種苗業者にも販売しないよう促す文書を送付していたことが、12日わかった。

 農協側は月内にも独占禁止法違反(独禁法:不公正な取引方法)で公正取引委員会への申告を検討している。単位農協と上部組織が対立するのは珍しく、波紋を広げそうだ。


 まあ、ホクレンがやったことは「オレんとこに売る分の種はいいけど、他に売る分までは回さねぇよ」と言い放った上に、他の種子業者に「いいか、あいつんとこ(ながぬま農協)に売ったら、これからどうなるか分かってんだろうな」と恫喝したわけですね。

 しかもこれを「ながぬま」だけではなく「みねのぶ(美唄市)」と「南るもい(留萌市)」にも同様のことをやっていたと北海道新聞の夕刊(1/13)で報道。14日の日経本紙でも追加記事として掲載されていました。





 これ結構酷いハナシだと思うんですよ。売り先見つけてくれないから、自分の努力で取引先見つけてきたら、「それ気に入らんから」って意地悪するのと同じですよね。真っ当な商行為とはいえないでしょう。

 こういった行為、ホクレンに限らず農協自身もやります。優越的地位の濫用というやつですね。銀行もやります。要するに、相手の弱みにツケこんだ商売。「言うこときかんと、後が怖いよ」

 記憶に新しいところでは、士幌町農協が融資の条件に資材購入を迫ったとして、昨年7月に公正取引委員会(公取委)から警告を受けています。熊本県でも京都府でもありました。摘発されていないケースが多いようで、「公取委は一連の事態を重くみて、農業団体が独禁法に抵触するケースをまとめた指針を今年度中に作成する方針。農業団体への監視を強化するとみられる(日経1/14)」ですって。

 確かに農業団体の力を弱めようとする意図には、なにか邪悪なものを感じないわけでもないのですが、それはそれ、これはこれ。でも、この問題、ホクレンに気兼ねして、道新も夕刊紙掲載でお茶を濁しましたね。勝毎においては、載せもしない。管内農協からホクレンに重鎮何人も出してますので。

 でも、角を矯めて牛を殺す、の例えもあるってことですよ。先進的過ぎる、ということ理由に意地悪してたら本来的な競争力を失ってしまいますよ。それは結局自分の首を締めることになるんですが。

 でも、あくまでも「農家滅びても、農協栄える」だから、問題ないんですかね。では、ワタシは言いましょう。それは、地域としての活力を削ぐ結果になるのですよ、と。





 ながぬま農協がどのような行動をとってきたか。図らずも対ホクレンとの図式のなかでの活動の一端を知ることができましたので、ご紹介。

JAIT研究会・講師の提言
JAながぬまはなぜ直売に踏み切ったか
駒谷信幸・JAながぬま組合長


 大規模生産が主体の北海道では、生産される農産物の大半は農協経由でホクレン農業協同組合連合会が一括して集め、市場や卸業者に出荷している。

 その慣行を破って、JAながぬまは、大丸札幌店にながぬま産米を直接販売した。道産の農産物の店頭価格のうち、農家の取り分は4分の1に過ぎない。付加価値を生む部分は流通や加工業者が独占し、価格下落のしわ寄せは農家が背負わされている。直接販売で付加価値部分を自分たちの手に取り戻せば、農家の収益性が高まると考えたからだ。

 販売力強化のため、JAながぬまでは本部に販売推進課を設立し、ホクレン頼みだった営業を自前で進めている。また実需者別に組合員をグループ分けし、組合員にも消費者や取引先の細かなニーズに対応した商品を生産するよう働きかけている。

 個々の生産者が消費者の目をより意識するようにと、JAながぬまの大半の農家に研修農場になってもらい、修学旅行の学生などを受け入れる計画を進めている。若者の農業への理解を深めれば、将来の顧客も育てられる。

 農家の側も、小回りの利く小規模農家は消費者の顔が見える直接販売を強め、大規模農家はさらに規模を拡大して効率経営を徹底するといったような独自の戦略を考える自立した経営者のセンスが必要となってくるだろう。

2005-04-06 13:41:40


JAIT研究会・第13回公開研究会プログラム討論
 中野(JAながぬま) 北海道の農産物の販売については、全農でなくホクレンという組織が中心となって取り進めています。

 ここで一つだけ情報をお伝えしますと、ある企業がながぬまに4,000t規模のタマネギ加工場を建設することになりました。ホクレンができなかったことを他の企業が先取りしたわけですが、ながぬまとしても組合員のために、その企業と連携をとりながら進めていかなければならないと考えています。

 さらには、まだ他の企業もながぬまに入ってくる予定もあります。北海道も、加工施設をつくって府県に加工品を出荷する時代に変わってきました。これに遅れないために、その企業とJAがどう連携をとっていくか、それが生産者手取りの最優先と考えています。


 ここまで読んできますとこの騒動、ホクレンの能力不足を開示したながぬま農協に、ホクレンがキツイお灸をすえた、ということなのでしょう。

 しかしながら、第三者的にどう考えてみても、理はながぬま農協側にあるとしか申せません。ホクレン側は自己の存立意義を問いただされる事態に黙っていられなかった、ということなのでしょう。

 ホクレンはもう役目を終えた部分があること、認識すべきでしょうね。またはそうできない何かがあるのか。ふふふ。



コメント(23件)

01-15 00:13
みっき-
ふふふ・・・ですね・・・(ニヤ)

01-15 00:58
ぴー @ocn.ne.jp
農業のいろいろな縛りって、困った部分が多いですね。

勝毎って相変わらず素敵ですねぇ。
死亡欄だけにすれば良いのに

01-15 08:01
市川 秀一
>みっき-さま
 役所、警察、教員、そして農協。この次はドコでしょうね。サウナ業界? あはは。

>ぴーさま
 勝毎は林新聞だ、と思えば良いのですよ。多くを望むべきではありません。本人も認識しているようですし。そういった意味では潔い。

 まだ、北海道新聞のほうが問題は根深いのでしょうね。ライバルがいないだけに。

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000368888883537


01-15 10:28
トーちゃん
自分は士幌の牧場勤務が長かったんで、農協のやり口はよく見てきました。

農協職員の中堅より上の人達はそれが当然、という頭しかない。

ミルクは全農の「ぴゅあミルク」(←BSE騒動の影の主役)、配合飼料はホクレンの「ミルフード」を100%使わないと補助金カット、という話もありました。(10年くらい前の話ですが・・・)

農家を管理するのは農協、という考えがある以上は何も改善されませんね。

それに乗っかっちゃって楽しちゃうと抜け出せない、という農家さんの本音も聞こえてはきますが、生き残りをかけて「商売」として農業を捉えている農家さんはすでに次の手を打っていると思います。

01-15 10:57
俊亮 @plala.or.jp
初めてコメントします。
ホクレンに関してはまだまだ沢山有りますよ。
製品が競合するような業者も入れようとすると、お宅のスーパーにはホクレン商品はすべて入れないとか、
芋のダンボールの箱でも、ホクレンに納めている業者だと、ホクレンより高い値段でないと出せないとか。

数え上げると限が無いほどだと思います、しかしこれ等のことを改善する事も道内の流通を始め地場企業の活性化と自立発展につながると思います。

今回のことをきっかけに、ホクレン、JAは考えを改め(特に上層部の人間は)本当の意味で道内産の競争力を高める努力をして欲しいですね。

01-15 18:08
いくぽん @plala.or.jp
鑑定のお客様に農家の方が多数いらっしゃいますが
皆様が口をそろえて問題視しているのが
市川さんがアップしたものと、ほぼ同じ。
根が深いのかと思いきや・・・と言ったところです。
汗水流し借金を作り・・・の彼らが何故?
誰が潤っているんだ?

新聞発表、見ました。
紙上で読めないのが残念です。

01-15 20:29
maikyon
農家は自身の生活に関連した商品を、全て農協から調達しなければなりません。車や高額な家電はもちろん、農業機械や設備は絶対農協から買わなければなりません。

なぜか?

農協は銀行業です。貸しはがしが行なわれたら農家はイチコロ。

農業が自由化されても、農協に納品しなければ、借金の猶予はありません。金利よりも貸してくれる事自体が重要です。借り換えも容易です。車好きの息子がいれば、今乗っている軽四にローンが300万なんていう事も珍しくありません。
全て借り換えを繰り返した結果です。

農協の囲い込みは、頭ごなしに悪い事ばかりじゃない。農協のコストにあった金額設定が、ある意味生産者保護になっているはずです。

農協が守ろうとするのは、農協自身?組合員?

批判は多いでしょうが、国内の農業を守る事にはなります。ですから、農協をどうのこうの言う前に、

海外からの安い農産物を輸入停止にして、国内の自給率を充分なくらいに徹底的に上げて、その上で農協を含めたコストカットを行なえばよいでしょう。
牛丼も和牛で食べよう。
高いと言うなら食うな!十勝に牛トロがあるじゃないか!タイや中国から串に刺した焼き鳥を輸入しなくても、鳥せいで食べればよい!

高くて食べれない!と文句を言う前に、中国やアメリカが「日本にやる農産物はない!」と政治的カードを将来切ることを少しは頭において欲しい。

01-15 20:29
市川 秀一
>とーちゃんさま
 さすが、現場をご存知の方は具体的な事例まで出てきて説得力ありますね。ワタシのは基本的に机上のお遊びですからぁ。

 商売として捉えている農業者は決して少なくありません。政治力を駆使して、オイシイ思いをされている方も。そこらへんは、土木建築業と変わりませんでね。

 農民はしぶとい。それを知った上であえてワタシは申し上げております。

 農業団体さま、自己保身の図は公務員さまと全く変わりはありませんね、と。

>俊亮さま
 御説ご尤もでございますよ。

 巨大化した組織は、その組織の維持が最大の目的となる。当初の理念を忘れて。で、ございますね。自己浄化の仕組みを作ることができますかね。

 多分矛盾を内包したまま進み、巨神兵の如く崩壊してしまうのでしょう。そして、北海道農業は足腰が弱り、救いようがなくなる、と。

 そして気付いた時には、国民の食糧問題がニッチもサッチもいかなくなる、と。これが最悪のシナリオですね。

>いくぽんさま
 アンソロジー入選おめでとうございます。ワタシは見事叩き落とされました。K・I・Dの時と同様でございますね。

 21日に講評と最優秀作が掲載になるようですから、同じ日に「端野萬造奔(はし)る」をアップしてみましょう。

 お悔やみ、恐縮でございます。落選の代わりといってはなんですが、討論広場で萬造自身が吼えております。

01-15 20:37
市川 秀一
>maikyon師
 ほとんどの部分において、お説に同意できません。落選で気が立っております。反論する気にもなれない、とだけ申し上げましょう。

 北海道の、特に十勝農業はご認識とはかなり異なる、と判断せざるを得ません。ワタシは全国レベルのお話をしておりませんし。これにて、失礼します。

01-15 23:16
いくぽん @plala.or.jp
S町のSさん、去年の会議でホクレンから
「○○を○○トン作って。○○円で買う」と言われ
○○を作ったら「やっぱり、いらない」との答え。
800万の赤字だそうで。
近辺の農家さんは同じような思いをしてらっしゃる。
スーパーは安い輸入野菜しか仕入れず、
個人で店舗を構えるのも不可能・・・。
これが現状。

BEATくんへのコメント、ありがとうございます。
感謝です(^人^)♪

01-15 23:30
千絵蔵[URL] @unknown
こんばんわ。
市川先生落選なさったのですか・・・残念でしたね。あのころ懸命に馬の事を追いかけていらしたし、ものすごく期間の短い中でお書きになったのだと思います。次回があればそちらでまた頑張ってください。
萬造センセは小説の中で頑張っておられるのでしょうから。

ところで、勝手ちがいな話になってしまいますど、全国ではどうしても兼業農家が多いので、農協は貸し金業者としての存在になっている部分大きいと思います。十勝とか一部の人気商品を生産する地域だけではないでしょうか?専業農家って。

とはいえ、こちらでも数は少なくても専業農家がいるわけで、最近は地産地消という動きでやっているようです。
それが結構人気があるんです。諸外国からはいってくる作物の残農薬とかポストハーベストとかの心配をせずに食べられるから。
そこに北海道から大量の商品作物を入れると考えると安くせざるを得ない。いくら良いものでも現地物が美味しいとみんな知ってしまったんだもの。
だから「ながぬま農協」は反乱を起こしたわけなんでしょうね、生きていくために。

01-15 23:31
千絵蔵[URL] @unknown
食料の事を考えるとやっぱりそちらはスーパーに並んでいるだけでも種類が豊富で安価です。それが海を渡ってくると結構高いの、北海道ブランドって奴かもしれないけど。
だけどジャガイモにしたって十勝だけじゃなく九州佐賀も有名産地だったりするのですから、地域だけにとどまらず、少し全体の動きを見ることも必要なのではないかと思うのですが。

もちろんこういうホクレンの手口はいやらしいと思います。・・・実は設備投資で台所が大変なんだったりして。←昔システム開発にちこっと参加。

01-16 00:12
いくぽん @plala.or.jp
ついしん☆
「討論広場」も読ませていただきました。
でも、あれ「萬さま」の名前がなかったとしても、
このブログがスキな方達は、
み~んなわかりますよ(^^)

01-16 00:19
cask
ホクレン(゜⊿゜)イラネ
全農あればいいんじゃないの。
しかしまぁ、子供のイジメよりまだ悪いですな。

01-16 19:46
市川 秀一
>いくぽんさま
 畑の産物で値段のつかないものがある。なぜか。消費者が買わないからですね。そういったものも売れるような仕組みを作ると、農産物はまだ安くなる。

 一方売ろうと思って、作り過ぎるケースもママある。おそらく買い取ってもらえなかったのは、そんなことなのでしょう。

 市場操作はそんな簡単なものぢゃない。天候を相手にする農業はなおのこと。生き物や自然を相手にするということは、尊いことだけれどリスクもある。

 だから、保護されるべき性格の産業なんですが、悪用するものもいる。モラルハザードをどうやっていくかが、課題です。正直者ばかりぢゃないですから。

 昨日の投稿広場は、萬造の名前で掲載されることに意味があったのです。市川秀一ではツマらない。これから、あそこの投稿は全て萬造で行う予定です。

>千絵蔵さま
 専業農家の比率はわずかながらですが、向上しております。国の施策が専業農家育成でございますのでね。食料自給率向上のためには、専業農家農家増加が必要でございましょうね。

http://www.eri.jspmi.or.jp/tyousa/current/current_23.pdf

 地産地消の動きの記述は理解できるのですが、その後の展開がワタシには難しくてコメントしようがございません。ながぬまの反乱と府県産との関係、あるいは全体を見ることの関係については、正直解説頂かないと。

01-16 19:47
市川 秀一
>caskさま
 組織防衛のため、既得権益を守ろうする姿勢がこの事態を招いたのでしょう。変われないんでしょうね、なかなか。

01-17 05:25
千絵蔵[URL] @unknown
解説ですか、そこまで考えてなかった。(T▽T)

ホクレンの経営方針がどっちかな、ということにも関係すると思うんです。

1.北海道を中心として道民に安定した安全な食料を分配するのか。
それとも、
2.北海道の豊かな農産資源を商材として利益を得るのか。

多分どちらも「ある」んでしょう、けど。

今回の記事だとながぬま農協は2の立場を強調してホクレンに絡んでいった、ということになると感じたんですね。

2の立場で挑むと言うのはもちろん「質のいいものを供給できる」という自信の表れなのでしょうが、それをどこもかしこもがしてしまうと、食料の総ブランド化ということで高いものになってしまう。
安定した食料供給ではなくなる可能性もあるわけでしょう?そうすると。
一時話題になった、腐らないトマトとか遺伝子操作されて人体にどんな影響を及ぼすか判らないものだって店頭に並ぶのかもしれません。

となると、ホクレン側は1の立場を発動しなくてはいけないこともあるのではないでしょうか?

真相は判らないですけどね。
ただの嫌がらせかもしれないし。

01-17 05:26
千絵蔵[URL] @unknown
こちらの兼業農家、自分たちの食べる分を作って余剰分を出す、んです。専業農家は他人の先祖伝来の土地を耕して作物を出していたりもします。

自分で食べるものを自分で作ろうという意識が強いように見えます。

北海道の農業はそこからみると山師寄り。
天候に左右されやすいとわかっていて作り続けるのは株などと同じでしょう。それを乗り越えるには多少全体的に補おうという考え方も出てくるのではないでしょうか。
それがホクレンという組織の側面でもあるかと。

けれどいまやアジア各国から安さでは太刀打ちできないものがはいっているわけで・・・。その安全性は不明な。

主婦向け雑誌みたこと、あります?
「すて○な奥さん」「か○しこい奥さん」とか。
お金を貯めるためにひたすら食料費を削ってる特集記事なんか見ると、ここまでやらなくちゃいけないんだなーと思いつつ薄ら寒い感じを受けたりします。

本当にこれでいいのかな?と。

・・・全体をみるということからバランスを失ってしまいました。
勝手違いな申し立てですみませんm(__)m。

01-17 08:09
市川 秀一
>千絵蔵さま
 独自のルートを開拓したJAながぬまの行為は、別にホクレンに対する反旗でもなんでもないんですよ。ただ今回の騒動は、自立しようとするながぬまや他の単協にホクレンが「いらぬ」影響力を誇示しただけ。

 何をどう提供するか、について問題にしているのではなく、「健全な成長を阻害する」商慣習についての話題でございますんでね。

 と整理いたしましたが、やはり最初の御主張はよくワカラない。申し訳ございません。

01-17 08:16
千絵蔵[URL] @unknown
こちらこそ・・・。
一応作る側にいるので参加したのですが、考えが浅かったようです。

申し訳ありませんでした。

01-17 19:28
市川 秀一
>千絵蔵さま
 なんらかの思いが溢れる場合、論点が食い違っていくというのは、よくあること。ワタシ自身陥るワナでもございます。

 残念ながら、十分な対応力に欠けておりました。こんなに歳喰ってるにも関わらず、未熟なことでございますよ。

 なさけねぇ。

05-04 09:57
ごじら @bbtec.net
ホクレンは農協を管理し農協は農家を管理し、地元マスコミは触らぬ神に祟りなし。よくある構図ですな。
ただ、弱者はいつまでも弱者ではなく、今回のJAながぬまの行為は生産農家にとっては勇気ある行動です。
 本来、農協のあるべき姿ですよ!自分たちは何のための組織なのかよ~~く考えたら至極当然の行為なのですね^^。生産農家を食い物にする農協の行く末はいずれ自分の首を絞めることとなりますよ。

 銀行も然りなり。優越的地位の濫用は債務者預金とか今まで貢献してきたことは全く忘れ、リスクに見合った融資金利による搾取は堂々と行われていますよ^^。

05-04 13:09
端野 萬造
>ごじらさま
 この記事ですね、アゲてから3ヶ月以上も経過しておるのですけれど、検索ワードで今でもポツポツとお見えになるかたがいらっしゃいます。

 優越的地位の濫用なんてあったりまえぢゃん、は強者の論理。やられるほうは、堪ったもんぢゃございませんわねぇ。

 こういった場合のために公正取引委員会が必要だというのは、情けないハナシですがショーガない。だって、強者の論理の横行が実情なんですもの。

 悔しかったら、強くなれ、は漫画の世界では楽しいですけどね。

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